付属の応募ハガキを送り返すと、抽選でヤマハ・スネア・ドラム、ジルジャン・シンバル、大久保宙ソロCDなどがあたります。
詳細
The Basic Drums
初心者から中級まで
ザ・ベーシック・ドラムス 模範演奏CD付
著・演奏:大久保 宙
菊倍/112頁 定価 3,465円 〔本体3,300円+税〕
ISBN978-4-7549-3598-6 \3300E
本書ザ・ベーシック・ドラムスは次のようなプレイヤーにお勧めします。
・ドラムスに触ってみたい
・初めてドラムスを演奏する人
・ドラムスの基本を1から学びたい人
・生徒に教える機会があるプロ・ドラマーまたは教師
・基本テクニックを確認したい中級レヴェルのドラマー
本書は“ドラムに触ってみたい”という超初心者から、基本的な知識やテクニックをもう一度見直してさらなるステップアップを目指している中級レヴェルのドラマーに最適の内容です。
スティックの握り方、フットペダルの踏み方を覚え、片手で叩く、次にもう一方の手を加えて両手で叩く、片足ずつフット・ペダルを加えて、両手両足のコーディネーションを、1ステップずつ順序を立ててドラミングを学ぶことができます。
リズムは、4ビート、8ビート、16ビートを中心、初心者がバンドで演奏する時に必要となるシンプルなリズムを中心にした内容で構成されています。またフット・ペダル練習、ハイハット、オープン、フィル・インなど、多くの練習も含まれており、初心者だけでなく、経験者が現在の自分自身の実力を確認するために、また教育者が初心者に指導するためカリキュラムとして、ウォーミング・アップとして、さまざまな人に使いやすい最適な内容になっています。
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はじめに より
本書のアプローチは、初心者のドラマーたちが学習課程の選択肢をさらに広げ、それぞれのニーズに合った練習方法で学ぶことができます。まず初めに、スティックの握り方、フット・ペダルの踏み方を学び、片手で叩く、次にもう一方の手を加えて両手で叩く、片足ずつフット・ペダルを加え、両手両足のコーディネーションで、1ステップずつ順序を立てて学んでいきます。
練習課題は、4分音符、8分音符、16分音符、3連符を中心に、初心者がバンドで演奏する時に必要となるシンプルなリズムの練習方法が数多く収められています。またフット・ペダル練習、ハイハット、オープン、フィル・インなどをじっくり学ぶための数多くの課題が含まれています。本書は、初心者だけでなく、経験者が現在の自分自身の実力を確認するために、教育者が初心者に指導するためのカリキュラムとして、またウォーミング・アップとして、さまざまなレベルの人に使いやすく組み立ててあります。
本書は、最初からドラムセットを叩こうというコンセプトの本です。私が本書を書き下ろすきっかけとなったのは、初心者を対象としたドラム・スクールやワークショップでの指導や講習を重ねている中で、ドラミングを学びたい生徒や受講者たちは、いきなりドラムセットを叩いてみたい、学びたいと思っている人が多いと感じたことにあります。
従来の練習法はスネア・ドラムのみで始めることを勧めていますが、本書での学習は、最初からドラムセットを使って、初めに右手だけでハイハットを、次に左手でスネア・ドラムを加え、右手と左手でリズムが叩けるようになったら、足でフット・ハイハットとベース・ドラムを加えていくというアプローチです。
ドラムスを学ぶ初心者たちは、みんなが本格的なドラマーを目指してるわけではないかもしれません。そこで、ドラムセットを使って学びたい、叩きたいという人たちが、最初からドラムセットで叩いて学習できる構成にしました。本書を書き進めるうちに、この本はこれからドラムスを始める人だけでなく、中級レベルの人などが自分のベーシック・テクニックを確かめるのにも有効な内容であり、また指導者にもお勧めできる内容であると確信しました。
最後に、基本的には、ドラムセットを触る前に、従来のスネア・ドラムを(基本テクニック)勉強する方法で、私の著書であるスネア・ドラムのためのベーシック・リズム・メソッドとパーカッション&ドラムスのためのリズム・パターン集の2冊で学習するのが上達への近道だと思います。もちろん、本書で学習する人にも、上記2冊の本を併用することはとても効果的です。
本書がドラミングを学ぶ多くの人たちの役に立つことを望んでいます。
大久保 宙